大切にしていること
世界標準の若者に
20年以上、日本に学びに来る高校交換留学生サポートのボランティアをしているなかで、多くの留学生は母国では日本語を学ぶ機会に恵まれず、日本語はあまりできない状況で来日しますが、英語でコミュニケーションがとれない留学生はほとんどいません。世界中の若者にとって英語でコミュニケーションがとれることは標準的な力となっています。
私が接する子どもたちにも、その世界標準の力が備わり、将来自分が望む世界に羽ばたける基礎が作れるといいなと思いながら、日々指導しています。
まわりの人と良い関係を築ける人に
言葉がわかることはまわりの人と良い関係を作る基礎ですから必要な力ですが、自分とは異なる考え、行動を認めて、理解しあおうという姿勢はとても大切です。一緒に学んでいる仲間の取り組みをお互いに認めあい、肯定的な雰囲気の中で学習が進むことがとても大切だと考えています。
がんばる力も
言語を習得するためには、週に1回教室に来るだけでは足りず、家庭でCDを聞いたり、語彙の習得を進めたりすることも必要となります。継続して、自分で学ぶこともできるような教材を設定し、お子様の取り組みを励ましていきます。
楽しく学べるように
学ぶ内容にあわせて、ゲーム、アクティビティ、本、スキット、歌などを利用しながらなるべく能動的に学べるようにしています。市販の教具も良いものは利用しますが、お子様の興味に合うように手作りしている教具もたくさんあります。お子様は英語のゲームで遊んでいると思っているでしょうが、「楽しい!」と思いながら英語を使っているとき、多くのものが身についています。
教室の様子
指導者プロフィール
前田 由美子 / Yumiko Maeda
アメリカ合衆国カリフォルニア州の高校に1年間のAFS交換留学。上智大学文学部英文学科で中学高校の英語教員免許取得。英検1級。英語学校での指導後、Y.E.S.を開校。子どもたちへの指導歴30年以上。Y.E.S.では400人以上の生徒を指導。